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事例3:リゾートホテルにおける省エネ制御

  • チラーの負荷率とエネルギー効率の相関を検証

    定格能力の40%以下で運転すると、機器効率が悪化することがわかります。 定格能力の40%以上で運転しているときの機器効率は比較的良好です。

  • 2009年度~2011年8月 電力デマンド値を比較

    定格能力の40%以下で運転している時間数は全体の約50%もありました。 設置している熱源機器の能力が大きすぎることがわかります。

  • 冷房需要と平均気温の相関を検証 当たり前の結果のようですが、他ホテルと比較するといろんなことがわかります

    客室稼働に関係なく、外気温度の影響により冷房需要が発生します。

  • 冷房需要の販売客室数との相関を検証 リゾート型経営か?宴会型経営か?等によっても異なります

    冷房需要については販売客室数との相関はあまり影響していません。

代表月(5月~8月)を抜粋して比較

電力、ガス、水などに関しても同様に分析し、天候予想、販売客室率予想などからも、既存設備の全体効率を上げていきます。また熱源配分を複数年に渡り見直し、各設備の最低限必要な能力を見出すことにより、将来の過剰投資を防ぐことができます。(熱源のダウンサイジング化)

客室数 稼働率 A重油
使用量 金額 単価
ℓ/室 円/月 円/室 円/ℓ
5月 2009年 5,782 62% 11,400 2.0 499,680 86 44
2010年 5,970 64% 10,800 1.8 665,100 111 62
2011年 3,543 38% 9,700 2.7 748,753 211 77
                 
6月 2009年 6,365 71% 11,000 1.7 384,355 60 35
2010年 6,577 73% 9,700 1.5 558,566 85 58
2011年 4,619 51% 8,100 1.8 604,350 131 75
                 
7月 2009年 6,551 70% 9,000 1.4 377,100 58 42
2010年 7,611 82% 8,700 1.1 559,672 74 64
2011年 6,420 69% 8,000 1.2 561,198 87 70
                 
8月 2009年 8,053 87% 10,500 1.3 458,469 57 44
2010年 8,053 87% 10,200 1.3 571,010 71 56
2011年 7,476 80% 9,400 1.3 658,820 88 70
                 
4ヶ月合計 2009年 26,751 72% 41,900 1.6 1,719,604 64 41
2010年 28,211 76% 39,400 1.4 2,354,348 83 60
2011年 22,058 60% 35,200 1.6 2,573,121 117 73

赤枠)A重油単価が毎年徐々に値上がりしています。今後も値上がりが続くために、できるだけA重油消費量を減らす工夫が必要です。

青枠)販売客室率が下がると、熱源エネルギー効率が低下するため、重油客室単価が上昇することになります。(無駄発見→改善要検討)

事例

  • スーパーにおける省エネ制御
  • 冷蔵倉庫における省エネ制御
  • リゾートホテルにおける省エネ制御